確定拠出年金【退職金少ないどころかもらえない?】デメリットをまとめてみた!

勤務している会社の業績悪化などに伴い、

退職金が減額になったり、最悪の場合、もらえない!

なんて悲惨な事態を防ぐために作られた

【確定拠出年金】について、そのメリットやデメリットをまとめてみました。
老後の生活に必要不可欠な退職金のこと、もう少し真剣に見てみませんか？

確定拠出年金と退職金の違いとは？分かりやすく解説！

確定拠出年金と退職金、

それぞれどんなものなのか、わかりやすく解説していきましょう！

【退職金】

退職金とは、

社員が退社するときに会社が社員に支払うお金です。

これは、会社がその時のために単独で積み立てをしています。

（社員は積み立ててくれていると信用して勤務しています）

【確定拠出年金】

確定拠出年金とは、

先に述べた退職金の一部を、毎月社員専用口座に前払いするというものです。

つまり、会社と口座の二か所にわけて積み立てているということですね。

これにより、

最悪の事態である会社の倒産などの時に、退職金が十分支給されなくても、

確定拠出年金として積み立てた分は守ることができる！ということになります。

では、「退職金」と「確定居室年金」の
それぞれのメリット・デメリットは何なのでしょうか？

確定拠出年金と退職金のメリット＆デメリット比較まとめ

確定拠出年金のメリット、デメリットについて、

退職金と比較しながらまとめてみたいと思います。

【確定拠出年金のメリット】

１.安全な貯金箱

退職金は会社がつぶれると支払われなかったり、

会社の業績により減額になることがありますが、

確定拠出年金で退職前から一定の割合で入金してもらうことにより、

自分のお金を守ることができます。

２.自分の退職金がどのくらいかわかる

退職金は、退職した時までその額がわかりませんが、
確定拠出金は、自分で管理するのでその額を把握することができ
人生設計する際の目安にできます。

３.自分で運用できる（税制措置がとられている）

確定拠出年金は、６０歳まで現金として使用することはできませんが、

投資などの運用をすることはでき、

自己責任でうまくいけば増やすことができます！

その際、所得税や住民税がかからないことも大きな魅力となります。

【確定拠出金のデメリット】

１.６０歳まで引き出せない

現金として６０歳まで引き出すことはできないので、

中途退職し、その退職金で次の事業へ、などの使用はできなくなっています。

２.自分で運用を考えなければならない

確定拠出年金専用口座のため、

そこから定期預金などに移すか?

投資するか？など自分で選択する必要があります。

３.転職の際、移行の手続きが面倒で、手数料がとられる

中途退職の際、ポータビリティと言って

確定拠出年金を引き継ぐことができますが

転職先にこの制度がない場合があったり、

スムーズな移行ができない場合、手数料が発生することがあります。

メリット・デメリットを見る限り…
その人の思考や性格によってどちらを選ぶかが変わってきますね…。

退職までに時間があるという場合は
家族とよく相談をして決めていきたいところです。

これからは個人で資産運用をする時代

退職金は、人生において、かなり大きな資産です。

それを、退職してからでなく、働いている間から…

しかも自分の判断で運用することができるというのが、

今のお金の使い方、貯め方、増やし方なのかもしれませんね。

特に、社会全体の不況などにより、

信用して頑張って働いていた会社でも退職金は思うようにもらえなかった…。

ということも多くみられるようです。

勤め先からの収入だけではなく、
自己判断で資産を増やしていく！ということについて
今後の人生でも積極的に考えていく必要があるのかもしれませんね。

ということで、
今回は確定拠出年金と退職金のメリット・デメリットについて
まとめてみましたが、いかがでしたでしょうか？

私たちの老後は「誰か」に保証されているものではないので、
自分で「生きて行く力」というのを常に身につけて学んでいかないといけないものです。

老後の人生を有意義に過ごすためにも！
自分のやりたいことを最後まで全うする為にも！
家族やパートナーと良く話し合ってから決断してもらえたらと思います。