※この記事は広告を含みます

損切り

損切りしないFXは可能?【トレーダーの発想を転換する】

投稿日:

損切りしない FX

裁量トレードをされている方で、
「絶対に損切りしない!」という方いますよね?

はい!FXで絶対に損切りしないマンだったの私です。。。

FXで損切りしないとどうなるのか?僕の実体験も含めて紹介したいと思います。

 

損切りしないトレードのアイデアとは?

まずは、
損切りしないためのトレード方法を考えてみましょう。

1.両建て

これ考えたことがある人も多いのではないでしょうか?

例えば、
ドル円100円/ドルの時に、
買いと売りの両方のポジションを持っておいて
101円になったら買いポジションを決済。

そして下落を待って売りを決済、
と同時に買いポジション建てる的な。

これって、
お気づきだと思うんですけど、
天井を当てられないと悲惨なことになるんですよね。

101円で買いポジションを決済して利益が出たとしましょう。
でも、まだ売りポジション持っていますよね?この瞬間は両建てではなくなるわけです。

そして、
101円からキレイに下落していってくれれば良いですが、
102円、103円とドンドン上昇していったらどうでしょう?

売りポジションの含み益が目も当てられない状況ですね笑
強制決済されるかもしれません。

 

2.ひたすら待つ

これも損切りが出来ない僕の得意技でした。

分かりやすいので今回もドル円を例に出してみましょう。

100円/ドルで買いの成行エントリーをしました。

円安になっていくと思いきや、
99円、98円、とズルズル下がっていくではないですか。。。

含み損が膨らみますよね。。。

ここで損切りすることも一つの手ですが、
含み損が大きくなると人間の感覚は麻痺するので
放置プレイが発生します。

これぞ『ひたすら待つ戦法』です。

 

3.ナンピン

ナンピンも考えられる戦法ですね。

100円/ドルで買いエントリーしたら価格が下がったので99円/ドルでも買い増し。

98円/ドルまで下がったので更に買い増し。。。エンドレスです。

で、
ナンピンは、
無限に資金がある場合やレバレッジを低く出来ている間は可能かもしれませんが、
どこまで下がるか分からない中で、無闇に資金を投じていると、いずれ資金に底が来てしまいます。

そうなると、
強制決済も目の前でしょう。

相場は自分の都合の良いように動いてくれません。
そのうち相場は戻るだろう。という考えが一番危険なのです。

 

その他にも、
レバレッジを低くする(低レバ)や資金管理をしっかりすれば・・・

なんて声も聞こえますが、
基本的に損切りを想定していないトレードは
スイングトレードだろうとデイトレードだろうとおすすめ出来ないと思います。

だって、
損切りの設定が出来ていないということは、
下がることを想定していない=上がる確率100%前提=ギャンブルとなってしまうからです。

損切りをせずに、
少額投資から億を超える資産を作った人はいないのではないでしょうか?

 

損切りしない事の最大のデメリットは?

ここまで損切りしないトレードアイデアをいくつか紹介しましたが、
僕が個人的に考える損切りしないことの最大のデメリットをお話したいと思います。

 

それは、、、

【間違った成功体験を積んでしまう】ということ。

 

どういうことでしょうか?

 

またまたドル円を例にお話したいと思います。

例えば、
ドル円100円/ドルで買いのエントリーをしたとします。

当然ですが、
101円、102円と価格が上昇してくれることを期待してエントリーしているわけです。
ですが、思惑とは反対に、価格が下がっていったとします。

99円、98円、、、と。
本来は99円や98円など事前に損切りラインを決めておき、
適正な場所で撤退することが相場の世界で生き残っていくために必要なことだと思います。

でも、
98円でも損切りせずに、
なんと!!!

結果的に、
97.9円で相場が反転し、
見事に102円までうなぎ登りで上昇したとしましょう。

100円で買いエントリーしたポジションは、
102円で見事に利食いできたわけです。

 

このような経験をしてしまうと、
何が問題なのでしょうか??

利食えたのだから良いのでは?という声も聞こえてきそうですよね。

はい。
今日のポジションに関しては良かったかもしれません。

ですが、
これは【間違った成功体験を積んでしまったかもしれません】

というのも、
損切りをしなくてもいずれ相場は戻ってくるということを身を以て体験してしまったために、
次回以降のトレード時にも、本来損切りすべき場所で損切りせず、「いずれ戻ってくるだろう・・・」という発想が身につき、損切りできない体質に変わってしまうわけです。

 

悪習慣が習慣として身につくと、
それを取り払うのも非常に大変になります。

 

損切りは自己否定ではなく将来への必要経費

では、
損切りをどのように捉えれば良いのでしょうか?

 

極端な例から考えてみれば良いと思うのですが、
勝率100%の人などあり得ないということは、
損切りをしたことがない人、損切りをしない人はいないということになります。

裁量トレードをしていて、
損切りをしないことはあり得ないということでしょう。

 

損切りは、
100%の自己否定などではなく、
将来の利益を増やすための必要経費なのです。

会社でも、
1億円売り上げるために経費ゼロなどあり得ないですよね。

社員さんをやっとって給料を払い、
備品を揃えて経費を支出し、
お得意さんを接待することで1億円の売上を上げているわけです。

FXや株式投資のトレードも同じです。

1億円のトレード利益を出すためには、
損切りという経費を払う必要があるわけです。

1000回の1万円利確と、
1000回の5000円損切り。

これをトータルして500万円の利益。

そういうものなのです。

 

と、
ここまで偉そうに書いてきましたが、
分かっているようで実践出来ていないのが僕です笑

損切りは必要経費だと頭では分かっているのですが、
なかなか損切りが出来ません。

人間はロボットではなく感情に左右される生き物ですからね笑

一歩一歩成長していきましょう!!

 

 

 

-損切り

Copyright© 最強の凡人 , 2024 All Rights Reserved.